社員インタビュー

「MACKグループはいつでも相談に乗ってもらえる職場です」

新卒入社

「お客様に良い結果を提供できることがやりがいです」

中途入社

「大切なのはお客様にとって必要であること」

新卒入社

新卒入社

Q.新卒入社とのことですが、元々MACKグループへの入社を考えていたのでしょうか。

 元々、MACKグループへの入社を希望していたわけではありません。松本市のブエナビスタで開催された企業説明会で初めてMACKグループの存在を知りました。

 多くの企業が、各ブースで会社説明を行っていましたが、MACKグループの説明会が最も印象的だった記憶があります。”固定観念を持たない”というMACKグループの理念が、私の考えていた理想の生き方に近いと強く感じたのです。

 MACKグループなら、理想的な生き方ができるかもしれない、と思い当時の採用担当者に話しかけてみました。会社のあれこれなど、様々な話をする中で、これまで私自身がどんな就職活動をしてきたのかを話してみたところ、とても親身になって聞いてくださいました。

 本来、話すべきことではなかったのですが、当時の採用担当者の話しやすい雰囲気で、つい自分のこともたくさん話してしまいました。

「こんな方たちと一緒に働いてみたい」そして「MACKグループなら理想の自分に近づける」と思い、エントリーしました。

Q.固定観念を持たない。頭では理解できても中々実行できないことですよね。ところで、上條さんは、普段どんなお仕事をされているのでしょうか。

 顧問先の記帳代行や内部業務を担当しています。MACKコンサルタンツグループでは、あんしん感支援部や法務支援部、営業部、管理部など様々な部署がありますが、私はその中のあんしん感支援部の監査課に所属しています。

 監査課では、顧問先の月次巡回監査や会計業務、税務申告などの業務を行っていて、毎朝、朝礼から仕事が始まります。

お客様にもっとより良い
サービスを提供したい

Q.毎朝、朝礼ですか。

 はい、朝礼といっても形だけの朝礼ということではありません。もちろん、出席確認や連絡事項の共有などは行っていますが、当社の場合”3分間スピーチ”と”勉強会”も行っています。

 3分間スピーチとは、朝礼中にランダムで一人選ばれ、3分間皆の前で自由にスピーチをすることです。勉強会では、監査課の前田部長から所得税や消費税、年末調整といった言葉の意味から、なぜ年末調整が必要なのかといったような具体的な話などを教えて頂き、勉強しています。

Q.勉強会を受けて良かったと感じるときはありますか。

 お客様に喜んでいただけた時ですね。この間の話になりますが、とある日の勉強会で「節税」に関する勉強をしました。その勉強会では、そもそも節税とはどのようなものなのか、そしてどのように節税を行うのかといったようなことを学びましたが、その時の話をお客様の元に伺った際にお伝えしたら、とても喜んでくれました。

 その経験もあり、現在の私の目標は巡回監査士補の試験の合格です。当社のお客様に向け、会計の有益な情報や知識を伝え続け、もっと会計のことや、税務のことに興味を持っていただけるキッカケを創りたいと考えています。

Q.お客様ひとりひとりにあった必要な知識を提供し続ける。プロとして大切な考えですね。

 そうなんです。私の場合、仕事がら新型コロナウイルスに関係する給付金や補助金の申請を代行することも多いのですが、必ずしも申請が通るとは限りません。

 それでも、「申請が通る通らない関係なく、お金はしっかり払うから申請して欲しい」といっていただけるときもあります。お客様にこうやって頼ってもらえるからこそ、もっと知識も付けてお客様の力になりたい!頑張ろう!と思いました。

Q.MACKコンサルタンツグループに入社したキッカケはどのようなことだったのでしょうか。

 元々私は愛知県で人材派遣として営業マンをしていました。営業の仕事ではお客様とコミュニケーションを取るだけでなく、見積を作ることも行っていました。

Q.全く今の仕事とは別の業界だったんですね。

 はい、ただ全く会計とは関係ないかというと意外とそういうわけでもありません。例えば、見積を作る中で、どのくらいの売上で費用が賄われ、どうやって利益を作るのかを考える必要があります。

 私の場合、見積を作る仕事を通じて”会社の数字”に興味がわき始めました。そして、ちょうどこのタイミングでリーマンショックが起こり、人材派遣の営業を続けていくのは困難だと感じ、私の両親に相談をしました。

 相談をした結果、「地元で経理について勉強ができる専門学校がまだ生徒を募集しているから勉強してみたら?」とアドバイスを貰いました。思い切って前職の仕事を辞め、専門学校へ入学し簿記を勉強することにしました。

感謝してもらえることが
やりがい

Q.これまで勤めていた会社を辞め、改めて畑違いの分野で勉強し直すという決断は、勇気のある行動でしたね。MACKグループで、会計の仕事に就いてみて、前職の経験も役に立っているのではないでしょうか。

 前職での営業の経験を活かしながら、専門学校で学んだ知識も活かせていると感じます。特に私の場合、お客様と直接話す機会が多いからこそ、感謝されることもあり、その時はとてもやりがいと達成感を感じます。

 例えば、税務調査で追徴がなく調査が終わったときや、対銀行とのやり取りでお客様にとって良い結果が得られた時、監査報告の中でお客様に私なりにアドバイスをさせて頂き、ありがとうと感謝の言葉を頂いた時など、お客様に喜んでいただけた場面は記憶に残り続けています。

最近では、新型コロナウイルスによる影響で、困っているお客様が多いので各種給付金や補助金のご相談をいただく機会も多く、ご相談をして頂けること自体に喜びを感じています。

Q.お客様の喜びが仕事のやりがいに繋がっているんですね。前職が営業であったことも大きいのでしょうか。

 もちろん、前職が営業だったからということもあるとは思いますが、正直うまくいったことばかりではありません。

 特に入社したばかりの頃は、新規の契約が中々取れず、半年間、当社の小林社長から毎日「激励」を頂くことがありました。

Q.“激励”?ですか。

 激励といってもお叱りを受けたわけではありません。営業として、会計のプロとして必要な考え方、行動などをとにかく教えていただきました。その中でも私が特に印象に残っている言葉が「お客様から紹介してもらえるようになるときが、お客様からの評価の一つのバロメーターである」でした。

 お客様から早く紹介を頂けるようなコンサルタントになりたくて、経営基本目標の一つでもある「早く、速く、疾く、ともかく迅く」を自分なりに言葉を変え、「早く早く早くともかく早く何でもやる」を徹底することを意識してきました。

 「早くなんでも」というのは、与えられた同じ時間の中で、誰よりも多くの業務をこなすことになります。そのおかげで、新しい顧客を獲得することができました。 社長の「激励」は悲しくも止み、その代わりに「ありがとう」とおっしゃってくれました。

Q.寺澤さんが所属する経営コンサルティング部では、どのようなお仕事をしているのでしょうか。

 私が所属する経営コンサルティング部では、研修企画、研修講師、組織診断、人事制度の構築など、企業の組織構築に関するコンサルティングや、企業の採用支援など”ヒト”に関わる支援を中心に行っています。その他には、当社の採用人事や結婚相談所の業務も担当しています。

Q.非常に幅広い業務内容ですね。

 そうですね。だからこそ、面白みもあるのですが、毎日のスケジュールも仕事の内容によって変わってきます。例えば、研修や採用試験がある日だと午前中は研修の実施、実施後の振り返りや次回に向けた研修準備などを行い、隙間時間に結婚相談所のシステム運営やブログのチェック、更新を行っています。

 午後だと、採用の面接から合否の打ち合わせ、組織診断のデータ作成など、日によっては一日中研修に携わっている時もあります。

Q.とてもハードスケジュールですね。新卒入社と伺っていますが、その幅広い仕事を一つ一つ覚えるのはとても苦労されたのではないでしょうか。

 正直、大変でした。最初は、現場に出て“とにかくやってみる“という意気込みで覚えていきました。

 仕事内容に企業研修がありますが、対象は若手社員から経営層まで。受講者のほとんどが自分より、社会人経験の豊富な人たちばかり。「22歳のペーペーが講師をするなんて…」とハードルが高かったです。ただ、やると決まったからには今できることを準備するしかないので、今の自分が少しでもお客様の役に立つには…と食らいついていきました。研修にしても、人事コンサルティングにしても、準備して、実践して、振り返って、また準備して…という繰り返しを経て、気がついたら出来ることが増えていたという印象です。

Q.「お客様のために」と非常に努力してきたのですね。学生のころから、そのようなお考えだったのでしょうか。

 元々教育学部にいましたが教員になるつもりはなく、本質的に人の役に立てる仕事をしてみたいと考えており、「松本市 コンサルティング」と検索したところ、MACKグループがヒットしました。電話をしてみたら、「明日説明会をやるので来てください」と言われ、翌日すぐ、説明会に参加しました。

Q.学生時代からとても行動力があったのですね。実際、説明会に参加してみてどうでしたか。

 説明会に参加してみて、「すぐに現場に出られそうだ」ということを感じました。私の一般的なコンサルティング会社のイメージは、長い下積み期間があり、それを経て初めてコンサルティング業務が担当できる、というイメージでした。

 ですが、MACKグループは「まずやってみる」「やらなければできるようにならない」という考え方だったため、すぐに力を試してみたい私にとっては良い環境だと感じました。実際入社して思い返すと、会社にとって新入社員にいきなりコンサルの仕事を担当させるのはリスクが高いと思いますが、MACKグループはあえてチャレンジさせてくれる環境だったなと感じます。その環境が私の性格にとても合っていました。

「お客様のために何ができるか」を
最優先で考えた

Q.どんどん新しいことに挑戦させてくれる環境なんですね。

 はい。何でもやらせてくれる会社ではありますが、逆に言えば何でも自分でやらなければなりません。

 正直、22歳の新人に「こんな仕事やらせるか?」と思った時期もありました。仕事と勉強の両立のために、睡眠時間を減らしても、思うようにできない日々が続きました。自分のやっていることが成果につながらず、そのうち何のためにコンサルティングをやっているのか分からなくなってきてしまいました。この頃、お客様の前に立つのが怖く感じるようにもなっていました。そして研修とは一体何なのか、分からなくなってしまった時期がありました。

Q.辛い経験ですね。そこからどのように立ち直ったのでしょうか?

 周りの方々に相談しました。

 中でも印象に残っているのが、私の上司に相談をした時です。その上司に「お客様の前に立つのが怖い」と相談をしたら「それはお客様と一体になっていないからだ」と言われました。

 正直、当時の私には、その言葉の意味がよく分からなかったのですが、自分なりにその言葉を解釈し、「お客様のために何ができるか」を最優先で考えるようにしました。

 それまでは、無意識のうちに仕事を「形通り無事完了させる」ことが目的になっていましたが、お客様が良くなることを本質的な目的にすることで、目線が変わっていきました。

 そのような経験から、努力しても上手くいかなかったのは、自分がお客様にどう思われているかばかり気にしていたからだ。と気づけました。

 これらの経験を通じて、「お客様にいかに必要性を感じていただき、期待を上回る価値を提供できるか」が重要であると思い仕事をしています。

Q.今はどんなお仕事をしていますか?

 月次巡回監査の監査人としてお客様の元へ訪問し、会計監査や、会社の数字から見た経営のアドバイス、決算書の作成などをしています。他にも、お客様の悩みを伺い、弊社のサービスを活用してお客様の役に立てることがあればご提案しております。

Q.入社したきっかけは何ですか?

 地元の短大で簿記や企業会計を学んでおり、その知識を活かすことのできる金融業で仕事がしたいと考えていました。しかし多くの企業の場合、短大卒では受付業務のみでの採用が大半です。私は受付の仕事ではなく、お客様に一歩踏み込んだ仕事をしていきたいと考えていたので、お客様と直に接していくことのできる会計事務所に絞って仕事を探していました。

 何社か会計事務所の面接を受けており、その中の一つがマックコンサルタンツグループです。ある日の11:30に面接を受け終わり、14:00に内定通知の電話が来る、という速さに驚きました。選考中の企業が他にもありましたが、どこよりも早く内定があり、行動力と即決力を魅力に感じ、入社しました。

Q.お仕事はどうやって覚えましたか?

 あくまで私の場合ですが、入社後にグループ内の『あんしん経営』と『小林会計事務所』で1ヵ月ごと交互に研修を行いました。

 8月には配属が決まり、直属の上司が決まりました。私は小林会計事務所を志望していたので、志望通りの部署になることができました。

 配属後は、基本的にOJTで仕事を覚えていきました。主に会社内で当社の監査人がつくった決算書をまとめるサポートをし、数字の書き方を覚えました。時間があるときには、新規開拓のため、飛び込み営業などもしました。

 11月頃になると、自分1人でお客様の年末調整を担当することになりました。もちろん先輩にご指導いただきながらです。不安でいっぱいだったのですが、隣の席に先輩や上司がいてくださったので、不明点や疑問点はすぐに聞くことができたので助かりました。先輩や上司が外出してしまっても、「空いた時間にデータ見とくよ」と声をかけていただき、離れた場所からでもフィードバックしてくれたので、とても安心感がありました。先輩や上司に支えてもらいながらも、初めて一人で仕事を完了したときには、山登りをしたような達成感がありました。

 2年目からはついに一人で仕事をするようになりました。ありがたいことに、担当しているお客様から紹介をいただき、新しいお客様につながることが多かったです。お客様にも支えられながら、一日一日経験を重ねてくることができました。

Q.学生から社会人になって戸惑ったことはありますか?

 仕事を覚えたてのときは、「報連相」のことをよく理解していませんでした。学生の時は報連相を頻繁に行うことはなかったので、特に「いつ報連相すればいいのか」最適なタイミングが分かりませんでした。

 ある日の終業間際、お客様とのアポイントがとれたとき、「明日でいいか」とそのまま報告せずに帰りました。翌朝、先輩に報告すると、「今日の予定は朝には決めてしまうから、アポが取れたらすぐ報告して」と注意を受けました。その経験のおかげで「報連相はできるだけ早くするべきだ」と気づくことができました。

 ですが、先輩たちは、私の間違いに対して頭ごなしに否定するのではなく、「なぜ間違っていたのか」を必ず説明してくれたので、怖い先輩たちだと感じることはありませんでした。先輩たちからは社会人として、会計人として必要なことをたくさん学ばせていただきました。

Q.小林会計事務所に入社して変わったことは何ですか?

 2つあります。1つ目は「人と話すことが苦手ではなくなったこと」です。今までは人と話すことがあまり得意ではなかったのですが、仕事を通じて多くのお客様と話すことで、初めてお会いする方でも抵抗なく話すことができるようになりました。

 2つ目は「計画を立てて実行すること」です。この仕事は、お客様との約束を守ることが第一で、約束を守るためにこの日までに何をする、という計画を立てて実行する力が必要です。

 お客様とお会いする機会が多いだけに、この2つは私が成長したところだと感じます。

Q.目標の人を教えてください。

 入社のときからお世話になったYさんです。

 Yさんからお客様を引き継ぐことがあったのですが、どのお客様からも「Yさんはすごかった」とお聞きしています。Yさんのすごいところは、「どんな相談をしても、その場ですぐ回答が返ってくること」です。

 Yさんの知識量は半端ではなく、業種の知識や時事ネタ、経営の知識などからお客様の悩みを解決できるご提案をしていたために、相談しやすい人であるとお客様から高く評価されていました。Yさんは10年間でその域に達したと伺っているので、自分はそれよりも早い段階で同じような話をお客様にできるようになりたいと考えています。

 20年先はM部長、30年後は小林社長と同じ話ができるようになること、それが私の目標です。

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