MG研修
MG(Management Game)とは、参加者1人1人が自ら社長となり、4年間経営を疑似体験することができるゲームです。MGでは、「経営とはどんなことを行うのか」についてゲーム形式で学ぶことができます。日々のキャッシュフローや利益計画の策定、決算、資金調達など、実際に行われる経営を体験していきます。
会社の数字、きちんと把握できていますか?
経営者の皆さん、自社の口座にキャッシュがどのくらいあるのか、正確に把握されていますか?
会計業務を通じて多くの経営者と関わる中で、自社の口座で使っていいお金がいくら残っているかを知らずに経営している方や、損益を把握せずに自分のやりたいことだけをやっている方もいらっしゃいました。
これらの方のように、会社の数字をタイムリーに把握していないと、どのタイミングで資金調達をすればいいのか分からず、キャッシュアウトしてしまうリスクが高まります。
経営の本質は、数字を見ることにあります。経営者であれば、自社の財務状況を常に頭の中に入れておく必要がありますが、中には、この「数字を見る」癖を持っていらっしゃらない方もいます。
MGは、そんな「数字を見る癖」をゲーム感覚で楽しみながら培うことができ、ゲームを通じて、会社の数字を把握しながら次なる経営戦略を考える大切さを頭と身体で実感しながら学べる体験型ゲームです。
MGで体感できるキャッシュフローの大切さ
MGでは、以下の3つのキャッシュフローを基にゲームを進めていきます。
- 営業キャッシュフロー…いくら売れて、いくら仕入れたか(損益計算書)
- 投資キャッシュフロー…株、債券、設備投資など
- 財務キャッシュフロー…資金調達、銀行融資など
多くの経営者はこの「営業キャッシュフロー」しか気にしていません。そうすると、「モノを売る」ことしか考えられず、視野が狭まった経営改善しかできません。しかし、経営に行き詰った時こそ、投資キャッシュフローや財務キャッシュフローにも目を向ければ、「銀行からお金を借りる」「支払いを遅らせる」というように、「モノを売る」以外の解決策も生まれてくるはずです。
MGでは、こうした3つのキャッシュフローの視点から経営課題を捉え、解決策を考える力を養うことができます。
研修内容
経営者の中には、「社員に経営者のやっている仕事を知ってもらいたい」「社長の大変さを知ってほしい」という目的から当研修を社員の皆さんに受講してもらう方もいらっしゃいます。
「社員に何を気づかせたいか、何を知ってもらいたいか」を経営者の方に私たちが直接ヒアリングさせていただき、会社ごとに研修プログラムを変え、提案しています。
例えば、
- 売上がないと会社が回らないことを認識してもらいたい
- 経営者がやっている仕事を知ってほしい
- 在庫を抱えすぎるとお金が払えず倒産してしまうことを理解して、在庫管理をきちんと行ってほしい
といった依頼が過去にあります。
プログラムの一例
1日目 | 2日目 | ||
9:00 | MG研修受講目的の明確化,ルールの把握 | 8:00 | MG第3期ゲーム |
10:00 | MG第1期ゲーム,経営活動の記録(第1資金繰り表) | 9:00 | 決算(STRAC表記入、評価、解説等),第3期利益計画(予実績評価、問題点、改善点),第4期利益計画策定 |
11:00 | 決算(第1表資金繰り表:現金照合/期末処理) | ||
12:00 | 休憩 | ||
13:00 | MG第2期ゲーム | 13:00 | MG第4期ゲーム |
14:00 | 決算 | 14:00 | 決算(STRAC表記入、評価、解説等),予実績評価、問題点、改善点 +感想・職場で活かせる実績行動 |
15:00 | STRAC表記入、評価、解説等,第3期利益計画策定 | ||
16:00 | 気づきと現場実践内容の発表,コメント・まとめ |
研修概要
日程・会場
1回2日間のプログラムで行います。
会場:NKビル
※ご要望に応じて出張開催いたします。尚、別途交通費が発生します。
受講料
会員法人(4人一組でお申込みの場合) | お一人様27,500円(税込) |
会員法人以外(4人一組でお申込みの場合) | お一人様33,000円(税込) |