ビルメンテナンス業

株式会社コンフォール

下請けから元請けへ
時代に合った経営に軸足を変える

小林会計事務所とは、少し運命的な出会いをしました。会社法施行によって有限会社が廃止されると決まったときに、当時の会計事務所へ「うちも上場する必要あるか?」と相談に行きました。当時の会計士さんからは、ドア越しならぬ2階と1階の階段越しに「そのままでいいんじゃない?」とあっけない返事がもどってきました。

そのときに、日頃から社員への教育が必要だったんだと強く感じたのです。そんな経験から、経営計画の中でも人材育成への投資は惜しみませんでした。小林社長も、「新卒にはお金をかけろ」とおっしゃっていました。

おかげで、当時入ってきてくれたメンバーの多くは、現在会社の幹部として活躍してくれています。

また、小林社長のアドバイスは時代に合わせて変化します。例えば「パートはなくし、正社員にしよう」「海外実習生を入れよう」など、社会情勢の変化に合わせて対応することができたのは、小林社長の社会の波をキャッチする力のおかげですね。

下請け脱出へ

私たちの清掃技術には自信がありました。起業当初から「人の役に立つこと」を喜びとし、清掃技術を積み重ねてきたおかげで、元受けから信頼を獲得していました。また、他社には絶対負けない「感染対策」も売りにしていました。

しかし、下請けのままでは、自分たちの高い技術に値段がつけられなかったために、入札をやめる決意をしました。(入札では一番安い見積もりを出した企業が契約となります)
営業に力を入れ、直接商談で案件獲得するように変えていきました。

毎年1回の経営計画発表会で、目標とする案件が獲得できるようになるにつれ、社員全員の士気が抜群に上がっていくのを感じていました。 次第に下請けの案件は減り、完全元請けへと移行することができました。

現在、コンフォールは7つのグループ会社を持つほどの規模になりました。はじめは兄弟二人で始めたこの会社がここまで大きくなれたのも、小林社長と出会うことができたからだと感じます。

小林社長がいたから今がある

小林社長は、私達の「こうしたい」という思いを絶対に否定しない人です。それをかなえるためにはどうしたらいいか、一緒に考えてくれます。
幹部に直接は言いにくいことも、小林社長が代わって伝えてくれることもあり、全面的にバックアップしてくださいました。

経営計画策定支援の中で、小林社長から経営について多くを学ばせていただいきました。その経営知識がベースにあったからこそ、自ら進んで、経営や医療の勉強をするようにもなりました。コンフォール独自の経営計画を作成し、経営に不安を抱える経営者や会社を大きくしていきたいと考えている経営者に、経営のノウハウを伝えていく役割を担っています。

さらなる会社発展のため、今までおこなってきたビルメンテナンスから、同業支援にシフトし、システムの販売事業へ舵を切っています。こういった選択ができるようになったのも、経営計画を運用してきたおかげでもあります。

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