スタッフブログ
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4-2. コラム「気づき」
社員が落ち着くと評判のトイレにて
社員 「はああ」
付喪神 「そこの若いの、ため息をついておるな 何か悩ましいことでもあるのかな」
社員 「そうなんです」
付喪神 「お聞かせ願おう」
社員 「前回認知のために挨拶をしていると伺いました。だけどいまいち納得できなくて」
付喪神 「ほう では、今回は別の考え方から挨拶の意味を考えてみようではないか〝承認欲求〟という言葉を聞いたことはあるかな?」
社員 「あります 最近SNSは承認欲求を満たすものだ!という言葉を耳にしました」
付喪神 「ほっほっほっ(笑) 人は皆、認められたいという欲求があるものだ 」
社員 「そうなんですね」
付喪神 「うむ そして、いくつかある承認欲求の中に〝存在欲求〟というものがある 存在欲求とは存在を認めてもらいたいという欲求のことである」
社員 「なんだか認知と似ていますね」
付喪神 「そうであるな 認知と同じように存在欲求を満たすために有用なのは挨拶なのだ」
社員 「たしかに、この間ミスをして委縮してしまいましたが、次の日上司の方から笑顔で挨拶をしていただいたら、なんだか気持ちが楽になりました」
付喪神 「不安な心が、挨拶を交わすことで存在を肯定された気分になり、安心したのかもしれないな 挨拶をしたことで、居場所を作っているわけだ」
社員 「なんだか挨拶をしたくなってきました!」
付喪神 「ほかにも、名前や誕生日やちょっとした変化に気づいて伝えることも相手の存在欲求を満たすことができるぞ」
社員 「余裕があるときには挨拶だけではなく、気づいたことを一言添えてみたいと思います!」
心理学と基準創造行動にちょっぴり詳しい付喪神様が、悩める社員に助言を捧げます。