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10-1. コラム「報連相」①
K会計事務所は、飾ってある芸術品を磨いたり、備品管理を行い余計な物を購入しないようにしたり、朝に全社員が担当場所を清掃したり、モノを大切に扱う会社です。
古来より日本ではモノを大切にすると、付喪神(つくもがみ)が宿ると言われています。
どうやらK会計事務所でも変わった付喪神様が宿ったようです。
社員が落ち着くと評判のトイレにて
社員 「ほうれんそうほうれんそうほうれんそう…」
付喪神 「おや、報連相を唱えてどうしたのだ」
社員 「報連相がうまくできなくて」
付喪神 「ふむ、では例のごとく、報連相の意味を考えようではないか」
社員 「社会人のマナーだからですか」
付喪神 「礼儀でやっとるわけではない 仕事を円滑に進めるためである」
社員 「えんかつ…」
付喪神 「例えば、水を一杯にしたバケツを10人が順に渡していったら、最後に残る水はどれくらいだろうと考えるかな?」
社員 「3分の2くらいですかね」
付喪神 「では、水が出ないように蓋をして同様にリレーしたらどうなるかな?」
社員 「こぼれないので、最初と同じ状態になると思います」
付喪神 「では、水を情報だとしよう 前者はこぼれてしまっておるということは…」
社員 「報連相がうまくいってないので、最後尾の人は足りない情報で何かをしなければならないですね」
付喪神 「そうじゃな 新人の場合は報連相ができていないと職務の完了が伝えられず、次の仕事がもらえないという状態にもなるだろう」
社員 「なるほど では完璧に情報を伝えるためにもそのまま具体的に報連相ができれば最善なのですね」
付喪神 「以前に伝えた通り、5W2H(誰が、何を、何の為に、何処で、何時までに、どんな方法で、どのくらい、の成果を上げるか)は情報を漏らさないようにする仕組みともいえよう」
社員 「これは、バケツリレーの例でいうところの蓋の役割にもなりそうですね」
付喪神 「他にも報連相による情報を会社の血液と例えることもある それほど重要なのだ」
社員 「肝に銘じます!」
心理学と基準創造行動にちょっぴり詳しい付喪神様が、悩める社員に助言を捧げます。